遺骨の持ち帰りの有無を確認してペット火葬の依頼も大切

遺骨の持ち帰りの有無を確認してペット火葬の依頼も大切

大切なワンちゃんやネコちゃんが亡くなった際、丁重に弔いをしてあげたいものです。
飼い主にとってかけがえのない存在であり、家族と同様と言っても言い過ぎではないでしょう。
昨今ではその気持ちに応じる専門会社が数多く誕生をしており、ペット火葬を実施されています。
ここでは初めてペット火葬を依頼なさる方にとって、遺骨の取り扱い方のレクチャーをしていきましょう。
まず、ペット火葬は大きくわけて2つの種類に分けることが可能です。
それは個別対応と合同火葬となり、前者の場合だと遺骨を持ち帰ることができます。
後者に至っては他のペットと一緒に弔いをなされるため、持ち帰ることができません。
2つの違いは料金とペット火葬の方法にもあります。
個別だと約5万円が相場となり、合同であれば1万円前後です。
火葬を依頼する際、持ち帰りをするのか否かをじっくりと考えて、適切な方法を選択しないといけません。
丁重な弔いをすることで、感謝を伝えることもできます。

ペット火葬を行う前に事前に準備しておくこと

ペットが永眠したらまず事前に行うことは、体勢を整えることです。
死後硬直が始まってしまうと体勢を変えることができず、苦しんだ様子を見ながら最期のお別れをしなくてはならないことが起きてしまいます。
そのため寝ているときの状態に整え、口が開いている場合はできるだけ閉じておきます。
ペット火葬を行う前の準備としては、業者が決まり次第ペットの体を清め始めます。
亡くなった後は体から体液が流れてくることがあるので、優しく拭きとり、きれいな状態にします。
なおペット火葬までに時間がある場合、季節によっては腐敗が進んでしまうこともあります。
部屋の温度を調節する、保冷剤で冷やすなどの工夫を行ってください。
このほか準備としてペットの写真を選定する、最期に一緒に火葬するものを決定するなどのことがあげられます。
一緒に火葬できるものは決められており、一般的に洋服は着させることができません。
おやつなどは火葬することができるので、生前好きだったものを用意しておくと良いでしょう。